2009年4月金融庁は日本のFX業界の最大レバレッジを2011年から25倍に引き下げると発表した。これに対して個人投資家やFX業者は猛反発。2010年までは段階的に100倍までとし、その後順次25倍まで引き下げていく方針であるようだ。しかし注意が必要なのは両建てであろう。売り買いのポジションの証拠金を大きいほうを拘束する両建て証拠金として指定することが決まっているとのことで、サブプライム問題以降の円高で両建てをしている投資家も多いことから、かなりのロスカットがでてきそうだ。
<韓国でもFXレバレッジ規制がすすむ>韓国金融監督委員会(FSC)は16日、外国為替証拠金(FX)取引において、投資家が預けた資金の何倍で売買が可能かを示す証拠金倍率を大幅に引き下げる方針を明らかにした。投機的な取引を抑制するための措置という。FSCは、投資家が業者に預託する証拠金を9月以降、取引総額の5%とし、現行の2%から引き上げる。これにより、証拠金倍率は最大50倍から20倍に低下する。1─5月の韓国のFX取引金額は357兆7000億ウォン(2815億ドル)。2008年通年は418兆8000億ウォン、07年は55兆9000億ウォンだった。99%を個人投資家が占めるFX取引の参加者は、1─5月に455億ウォンの損失を被った。(読売新聞の報道より引用 <米国が本家?レバレッジ規制>米国でもFX業者に対してレバレッジ規制がはいりました。やはり最大レバレッジは25倍前後です。ただし日本の規制とは異なり、最大レバレッジを100倍にできるFX業者もあるようです。それは、「自己資本規制比率が150%(*)を超えること。それができればメジャー通貨(ポンド/ドル、ユーロドル、ドル円)の最大レバレッジは100倍、メジャー通貨以外(ドル/スイスフラン、南アランド円、トルコリラ/米ドル)の最大レバレッジは25倍という規程を適用除外できるようになるのです。もしかしたら日本も最大レバレッジをいったん25倍に落してから、自己資本規制比率や純資産額に応じて、拡大できる特別措置なんかができてくるのかもしれません。よくよく考えると大手FX業者とくりっく365や大証FXと、名前も聞いたことがない零細な相対FX業者が同じレバレッジであることがおかしい。そもそもこのレバレッジ規制の背景にあるのは、金融庁の発表を読む限り、投資家保護ではなく、レバレッジが数100倍で、ロスカットシステムが脆弱なFX業者で取引している投資家が元本以上の損失を請求されていることへの警戒であるように感じます。したがってこのレバレッジ規制は、おかしなFX業者を一掃できる役割があるのかもしれません。米国、韓国、日本ではこのレバレッジ規制がありますが、ユーロではまだないようです。
それでは日本で進もうとしているレバレッジ規制をおさらいしよう。FX 初心者の方必見です。
現在、多くの外為取引会社(FX会社)では手数料無料、狭いスプレッドを提供するサービスが主流となり、その環境を私たち個人投資家は享受している。しかしこのサービスは高いレバレッジを同時に提供することで可能なので、今回のレバレッジ規制で手数料の復活、スプレッドの拡大をもたらす可能性があると思う。最近はやりのFX スプレッド 比較もなりをひそめることになるのだろう。そのいっぽうで、レバレッジが低くなるということは少額からFXができないことになるのでFX 1000通貨から取引できるFX会社のサービスが重宝されることになるだろう。しかし1000通貨で10pipsを抜いても100円にしかならないのでどっちみち1万通貨単位でなければ面白みに欠ける。どっちみちFXサービスの低下は免れないように感じる。
証拠金を利用した金融サービスはFXのほかにCFDがあります。CFD取引は世界の株式や株価指数を証拠金で取引できる金融商品である。CFDも商品先物取引もオンラインで24時間取引できるため、これを利用する個人投資家が増加しています。しかしFXほどまだ人気がないので元本以上の損失を出したなどという話は聞いたことがありません。しかし今後CFD取引にはレバレッジ規制が入ってくることを予想する投資家は多いようです。レバレッジ商品全般に規制がはいると考えておいたほうがいいようです。 当サイトはFXやCFD取引を中心とした金融商品に関するニュースを記載しています。またこのホームページに掲載している内容が正確であるよう最善を尽くしておりますが、内容についての一切の責任を負うものではありません。その旨をあらかじめご了承願います。 |